満員のお客様にいらして頂き、お陰様でサロンコンサートシリーズVol.Ⅶも無事終了いたしました。ありがとうございました。
今回は、ベートーヴェン、フランクの2つのソナタを演奏して体力的にも大変でしたが、
沢山の皆さまに聴いていただけてまた喜んで頂けた様子にとても幸せなひと時となりました。ピアノの後藤泉さんのピアノソロ演奏もトークと共にいつもと変わらず素敵でドビュッシーの「沈める寺」に皆様、聴き入っていました。
今回は、クライスラーの「プロヴァンスの朝の歌」~クープランの様式による~、に始まり、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ドビュッシー、フランクと最後のアンコールはエルガーの「朝の歌」まで、17世紀の作曲家クープランの様式から20世紀のエルガーまで時代を追うような形でプログラムを進めてみました。タイムスリップしたような時の流れも感じて頂けたら嬉しいです。
11月23日(金・祝)開催のアウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.Ⅶは、お陰様で完売いたしました。ありがとうございます。いつも皆さまにはいらして頂きまして本当に感謝しております。皆さまと音楽と共に過ごすひと時を楽しみに心よりお待ちいたしております。
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしですか?
【サロンコンサートシリーズVol.Ⅶ】 開催のお知らせです。
共演は、第1回のサロンコンサートからご出演いただいている後藤泉さんです。
後藤さんは、現在2020年のベートーヴェン生誕250年に向けてのベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏、そしてその他にも精力的に演奏活動されており、いつも共演を楽しみにしています。
今回は、ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第2番の他に
フランクのヴァイオリンとピアノの為のソナタもプログラムに入れました。
このフランクのソナタは、大ヴァイオリニストのイザイの結婚のお祝いとして
作曲、献呈され、人間の一生に例えられるような壮大な作品です。
私自身イタリア留学時代から度々取り組んでまいりましたが、年を重ねるごとに
このソナタの深みを感じています。
今年没後100年のドビュッシーの前奏曲集 第1巻より「沈める寺」を後藤さんのピアノソロでお聴きいただきたいと思います。
その他にも、ヴァイオリンとピアノの魅力溢れる作品、クライスラーのクープランの様式による「プロヴァンスの朝の歌」やチャイコフスキーの懐かしい土地の思い出より「スケルツォ」「メロディ」を選びました。
お楽しみ頂けましたら幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。
荒井絵梨

